納車


150

PCXが納車されたので100km程走ってきた。
足の置き場を試行錯誤している。
前に投げ出し姿勢と段差での突き上げ振動がつらい。
アドレスみたいにタンデム用のステップをバックステップ
代わりにするには位置が悪すぎだ

PCX


下取りの為、日焼け樹脂を黒染めし、小綺麗にしたアドレスに乗って
査定に行った。ついでに店頭に試乗車が置いてあったPCX125を乗ってみるが、
アドレスとのあまりの出来の違いにボーゼンとする。
乗るまでは130kg近い車体で、125ccでは、そんなに
加速や出足もアドレス(100kg未満)より良いことは無いだろと
思っていたが、市街地から幹線道路沿い、峠道と40分程試乗して、
そんな考えは綺麗さっぱり消し飛んだ。なんだこの快適車両は。
こりゃ、売れて当たり前だわ・・・

PCX125

利点
・加速で車体の振動が起きないので知らんウチに速度が出る
・14インチと出来のいいサスで路面の荒れにもとらわれず安定
・見た目は大柄だが、跨ると大きさは全然感じない
・足元に給油口があるので椅子開けなくてもいい
・リッター40~50の燃費
・セルの音もしないアイドリングストップ

欠点
・ウインカーの点滅音がない
(回路としては優秀なんだが、点いてても気がつかない)
・バーハンドルが少々体に近い
・殴りつける様に叩かないと閉まらない椅子
・足のポジションが基本足を前に投げ出す前提なのか、
くるぶしでグリップする姿勢で座ると窮屈
・バッテリーに厳しいアイドリングストップ

帰りに再度自前のアドレスに乗って走ると、こりゃぁ単に原付の
排気量拡大車体だなぁと感じる。
20世紀の2st時代から作り続けてるから、基本設計がもう古いんだな。

アドレス125

利点
・停止からの発進加速のよさ
・すり抜けに困らない小さい車体。
・安い消耗品維持費
・イモビライザーと盗難防止機装備

欠点
・中速域で手も足も痺れる振動発生
・10インチ故、段差や凹凸で簡単に足元すくわれる
・自動車から様々な走行妨害を受ける
・ヘッドライトが暗い
・サービスオプションGIVI箱の閉まり具合の悪さ

アドレスは路面状況のいい、交通量と発進・停止の
多い都会向けだ。
路面のよくない暗い田舎道では夜間走行すると段差を
見つけた瞬間には乗り上げ、腕ステアリングダンパー
で前輪制御しないと転倒しそうになる。
2万キロと自賠責切れを機に乗り換えを考えたのは正解だ。

ユーザーで不評になってたPCXシートの出来の悪さとかいうのは
尻の筋肉鍛錬不足な輩の甘え。ロードやクロスバイクの異様に硬い
サドルに乗ってたるんだケツの肉を鍛え直してみればいい。
アレは至福の極楽安楽クッションだ。