痛車ばかりでMSをこしらえてないと友に評される。
確かにそうだ。たまには汚れ色も塗ろう。
1年程基本色吹き付けて放置していたゴッグを塗装。
筆塗りで色混ぜながらウォッシング風味にする。
戦車や戦闘機の兵器写真を見ると、意外と戦車が
つやありのテカテカだったり、戦闘機など色むらだらけの
塗り直しがあって普通だったりする。
考えてみりゃ、現地で戦争してんだもんな。
小綺麗なモーターショウの展示品作ってんじゃねぇんだ。
色はげたからって最初のと同じ色塗ってくれつうても整備兵に
怒られそうだ。
世にはびこる、ガンプラ作例は色むら一つない、綺麗な飾りたてた
なんかキラキラした部品が至るところに付いてて当たり前的風潮にも
自分はウンザリして嫌気がさしてるので、現地塗装汚れ風味で塗って
楽しもう。
溶きパテとサフェーサ吹いて、基本色塗装。
ダークイエローと艦艇色、黒鉄色使った。ダークイエローはガイアカラーの
フォンゲンなんちゃら(ダークイエロー)コレは薄めないとダメだ。
ミスターカラーの艦艇色と黒鉄色はほとんど薄めなくても吹ける濃度。
というか隠蔽力が弱い。色自体が薄いのか?
大ボリュームわがままボディなので、色塗る面積多すぎて黒鉄色以外一瓶カラだよ・・
俺は水中用MSが大好きだ。中でもゴッグ最高。
最初のガンダムでは機雷を物ともせず、謎のゲル状装備で撤去。
怪獣めいた長い腕で防御施設を叩きつぶして粉砕して上陸する姿。
ザクのマシンガンさえ跳ね返すガンダムの横っ面に強力な爪で風穴を
易々と開けたそのパワフルさに痺れた。
ただ、映画ではGブルが絡んでくる話は皆カットされてたので、上陸
から激戦までがまるまる無くてスゲェ残念だった。
MGゴッグと聞いてワクテカして買ったが、箱の体型絵に何かコレは
違う的嫌な感じがあったが組んでみるとやっぱり気に入らない。
手が短い。胸板が薄い、股間が貧弱。・・・まるでダメだ。
俺のイメージする怪獣ゴッグじゃない。
旧1/100箱絵の腕長怪獣的な奴が再現したい。
MGもHGUCに続いてかなりガッカリした造形感があった。
HGUCなどあまりの寸詰まり感にカッとなって超改造してやった。
このざま↓
MGは更に腕など改造を加えてポリパテやエポパテを盛大に盛りつけた
所で多忙になり、そのまま1年程放置する様になってたら、もはや金ヤスリ
では削り出すのも困難な硬度に変貌。
完全硬化したパテのあまりの硬さに心が折れた。
ふと思いつき、原型師兄にリューターともの凄い切削能力を持ったネイル用
ヤスリを貸してもらい、ものの1時間程度でパテ盛り放置の塊から思惑通りの
形状を削り出せた。コレで俄然造形を進行させる気になった。感謝。
素組と比べてだいぶ変わったな。