痛車プラス  GSR BMW Z4 2

 

 

 

 

 

 

前回のシェルビー貼り付け時にはビリビリのジグソーパズルと
化したボンネットのミクだが、今回は湯とスチーム加湿器の準備
万端体制にて裂ける事もシワも寄る事もなくピッタリ貼り付ける。
コレさえうまくいけば、あとはピンクと緑のぶちまけペンキ模様
を上から貼って余分を切り取る作業が少々面倒なだけだ。
キャラの下にあの模様貼ると見事に透けるので、オフセットデカール
ではキャラの下に濃い色のバイナルやら柄を重ねるのは極力よした
方がいい。シルクスクリーンデカールなら、こんな心配もする事も
ないんだが。

痛車プラス  GSR BMW Z4 1

 

 

 

 

 

GSR初音ミク911があるなら、前年度仕様のZ4も並べたくなるのが
心情だが、生憎Z4のプラモキットは無い。
レジンのガレージキットはGSRから出てるが、12000円とか高すぎて
とても手が出ない。

何気なく検索かけてみると、思いがけない品が見つかる。
schucoというドイツのミニカーメーカーからダイキャストボディの
完成品が1/24にて発売されているのだった。
探すと、実売2000円程度でヤフオクに出てた。
・・・今時の未完成車両模型買うより安いんですが。
作らなくてイイお手軽な製作済み品にデカール貼って完成もいいなぁと、
試しに入札したらあっさり落札してしまい、手元に届く。
製造は中国製とあったが、各部の出来は割といい。
ボンネット、ドア、リアが開いて、きっちり閉まる。
前輪は左右に動く。上出来じゃないか!
burago製のFIATは、まともに閉まらない上に隙間だらけだったぞよ。
ボンネットのダクトやら形状が違うとか、細かい事を気にしなければ
大丈夫だ、問題無い。
早速ドライバでネジを外して分解してやる。なんか折れたが気にすんな。

白いボディではあるが、地味な柄とか模様が塗装されている。
塗装しようかと思っていたが、ふと、コレって、ラッカーの薄め液で
拭いたら取れるんじゃね?と思い、試しに薄め液を付けたティッシュで
こするとあっさり全部取れてしまう。

柄や模様が取れても金属ボディ部の塗装自体はかなり皮膜が強く、
拭き取った下地には何の影響も見受けられない。
塗装済みホワイトボディが簡単に用意できて思いがけぬ大収穫だ。
ただ、ドアミラーは謎のゴム製部品だったのでとても使い物には
ならず切りとった。適当な奴をつけるとしよう。

ミクZ4はシルバーのラインが入るのでマスキングして塗る。
未塗装のウイングやらフロントのトコも黒で着色。
ライト部分をクリアの黄色とオレンジでくま取りしてボディ完成。
ミニカーとはいえ金属ボディで1/24にもなるとズッシリする。
プラモにはない重量感がいい。