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No.42 白薔薇姉妹
  / TIME : 2005/05/10 (Tue) 21:57
IMG_000042_1.jpg ( 206 KB ) by Upload 　ゑ、「マリア様がみてる」より白薔薇様姉妹のお二人を。
聖様、いい先輩でナイスなキャラクタだ・・・
読まねば、見ねば分からないお話なので多くは語るまい。

　当初は一人だけ描いておりましたが、やはり二人組みでないと
かわいそーだろ。と仲良き寝姿で描画。
シャツだけの大胆な寝姿なのはサービスです。

  
 

No.43 Rest
  / TIME : 2005/05/10 (Tue) 21:56
IMG_000043.jpg ( 196 KB ) by Upload 聖様、大胆ファッションにて座り込み。		  
 

No.41 禁猟区
  / TIME : 2005/05/10 (Tue) 21:50
IMG_000041_1.jpg ( 95 KB ) by Upload 　１９６８年冬、グリーンランドに程近い小島郡海域での話で
ある。
「それっ！大漁だぞうっ！」
ボラスキニフ少年の父は鼻歌まじりで網を引き上げている。
「お父さん、早く港に戻ろうよ。この島の近くで漁をしちゃいけ
ないって長老がいつも言ってるじゃないか。」
彼の父、ブガチョフは弱気な口調の少年を叱った。
「だまれっ！不漁続きでもう食べるものを買う金がないんだぞ！
　家族を飢え死にさせるつもりかっ！」
言い返すことの出来ない事実に少年は黙って網の引き上げを手伝
った。鉛色の空は今にも雪が降り出しそうだった。

　昔から漁を禁止されていた地域だけに、ものすごい量の魚が
次々と網にかかっていた。忙しく魚を網から外しているうちに、
ボラスキニフは長老の言いつけの事は忘れてしまった。
「これだけ取れたら今晩は久しぶりにごちそうだな。」
「そうだね。きっとかあさんも喜ぶよ。」

　ブガチョフは上機嫌で網をしまい、帰路の準備を始めた。
片付けを終えたボラスキニフは普段近づく事のない島を珍しげに
眺めていたが、突然すっとんきょうな悲鳴をあげた。
「うあぁっ！おとうさんっ！あれっ！」
騒ぐ息子の指差す方面を見たブガチョフはあんぐりと口をあけ、
がたがたと震えだした。
舞い始めた雪の海を、一抱え以上はあろうかという胴回りの巨大
な海蛇が、すごいスピードで彼らの船にぐんぐん迫ってきていた
のだ。ブガチョフの船はあわてて反転して全速力をひねり出し
たが、あっというまに追いつかれ、海蛇の横殴りの体当たりで
船は転覆してしまった。

　港に帰ってこないブガチョフの船を捜しに漁師仲間が捜索に
きたが、見つかったのは凍死寸前のボラスキニフ少年とばらばら
になった船の残骸だけだった。
懸命の治療で一命をとりとめたボラスキニフ少年は事故の一部
始終を言った。
「船は海蛇の体に巻きつけられ、何度も叩きつけられてこなごな
になった。海に投げ出された僕とお父さんの前に海蛇に寄り添う
女の人が近づいてきて、『我らを恐れず、掟を守らない者には罰
を下す』と言った。その時、僕は恐ろしさと寒さで気絶してしま
ったんだ。」
それを聞いた漁師仲間と長老はブガチョフは海神の怒りをかって
しまったのだと青ざめて口々に話し合った。
その後、島に近づく者は誰もいない。


「世界の奇々怪々海事件大全集」より　飽田書店刊　

如実に最近仕入れた本の影響受けまくりＤＯＣですが、まぁ、
気にせずに。
もぉ、グレート！中岡俊哉著書なのですよ！ホントに。
これほど絶妙なスリリング感溢れる描写を文章と挿絵の相乗効果
が合わさってくる著書も珍しい。
今回はひたすら寒そうな色合いで、一風変わった降雪光景を描画。
海蛇とサイレンおねーさん。海にも雪は降るもんです、エエ。

  
 

No.40 復活
  / TIME : 2005/05/10 (Tue) 21:46
IMG_000040.jpg ( 121 KB ) by Upload 　「目覚めよ！目覚めよ！大白猿！
　今こそ復活の時が来た！
　我は断つ！戒めの縛鎖を！
　開け！閉ざされた眼を！
　我は汝を放つ者！その瞳に焼き付けよ！
　我は汝を救う者！その胸にしかと刻め！
　叫べ！開放の雄叫びを！」

色鮮やかに。派手目に描画。正月絵ですしね。

  
 

No.39 Touring
  / TIME : 2005/05/10 (Tue) 21:45
IMG_000039.jpg ( 110 KB ) by Upload ようやく秋らしくなってまいりました。
バイクに乗りには嬉しい時期でありまする。
死にそうな程の暑さもなく、指先さえも動かぬ寒さもない。
コレほど走るのに最適な季節は春と秋のほんの僅か。
そんな時期、季節の移り変わる様を眺めつつ野山を駆け回る
一時を楽しんでいるのです。
が、
今年は週末に「雨」多過ぎ。

平日どんだけ雨でもかまわんから、週末だけは降らすのはよせ。
バイク乗りの至福の一時をはぎ取る様な真似はもうやめて・・

　画像は１周年を迎えた我がマシン。一年で１５０００ｋｍ程
走りました。キャンプツーリング装備の姿を描画。
ＢＭＷならパニヤケースじゃないかって？
渋滞のすり抜けに邪魔なんだよ！アレは！
じゃ、薄型にすりゃいい？
それじゃコールマンのストーブ入らないだろ・・・
貧乏ライダーにゃ不要な品さ〜。

  
 

No.36 Star Dance
  / TIME : 2005/05/10 (Tue) 21:44
IMG_000036_1.jpg ( 57 KB ) by Upload 　ダンスというテーマをいただきましたのでチャレンジ。
しかしながらうまくまとまらず、３枚ほど書いてボツに。
そんなおりにふと書棚のＳＦ「スターダンス」を思い出す。

　無重力下でのダンサー達のチャレンジと物語をテーマに描いた
意欲作。意外な展開に驚いた覚えが。
しかしながら表紙イラストが少々漫画的なのが惜しい。
私的にはもっとリアル系にふってほしかった・・・
じゃ、気に入る様に描いてみる〜ってんでアチコチ探して躍動感
と無重力感的なポーズ資料を発見したので、あまりゴテゴテ塗ら
ずにインパクト勝負で塗ってみた。

  
 

No.38 Jungle Smile
  / TIME : 2005/05/10 (Tue) 21:42
IMG_000038.jpg ( 85 KB ) by Upload 　「ンバギ！ンバギ！
元気にしてますか〜？
アタシは今パプアニューギニアのジャングルに来てます。
精霊に仕えにきた事を族長にお願いすると大歓迎されました。
今は「遠い国から来た娘」と呼ばれて村のみんなと狩りや採取
のお手伝いをしてます。呪術師になれるよう頑張るからねぇ〜☆
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ミカ　　」

・・・友人のミカから来た写真と手紙を見て私は意識が遠くなり
かけた。最近ナントカダイジローとかいう人の漫画にはまって
いたのは聞いていたが、口走っていた呪術師の修行の旅に本当に
出るとは。
その目つきが冗談ではなかったのにもっと早く気づくべきだった。
しばらく控えめだったが、これまでも数々の前歴があったのを忘
れかけていた。

　彼女の事だから恐らく実家にも手紙を出している事だろう。
この半裸の姿をみて両親が気を失うのではないかと少々心配だ。
　きっとまた私に連れ戻してくれるように泣きつかれるに違い
ない。ため息をついて荷造りを始めた時、携帯電話に彼女の家
からの着信電話が鳴り出した。パプアニューギニアか・・・
遠いわねぇ・・・

  
 

No.37 KATANA & Lady
  / TIME : 2005/05/10 (Tue) 21:41
IMG_000037.jpg ( 72 KB ) by Upload バイク乗りならば知らないとは言わせないこのバイク。
１９８１年の登場以来、現在に至っても未だに根強い人気の
ある、その独自のデザインに惹かれた方は数知れず。
作者がバイク乗りを目指すきっかけになった「キリン」に
おいても、主人公がこだわり続けて乗っていた一台でした。
　今なお色あせぬそのスタイルは機能美と「刀」という日本
イメージの巧みな融合を成し得てた、デザイナーＨ・ムート
の手によるモーターサイクル史上に名を残す逸品ともいえる
一台ではないでしょうか。

モデルは最終型のＳＹを描きました。資料集めるのが大変
だった・・
思い入れのある一台だけに、着色にもドエライ時間が掛か
った作品であります。
次はぜひ自分のマシンを描きたい所。

  
 

No.35 Baby Portable Phone
  / TIME : 2005/05/10 (Tue) 21:37
IMG_000035.jpg ( 69 KB ) by Upload ■　Baby Portable Phone 
・・・電話して少し甘えてみたのは
この恋が本当の恋か知りたくなったの

　ハニー、そんな事されたら堪らないじゃないか！
てぇのはさておき。
友より拝借したアルバムの１曲の春を感じさせる
明るい歌詞と、独特の音楽センスに触発されて、
ピンナップアート調にて製作した作品なのです。

参考イメージ
「 Baby Portable Rock 」(PIZZICATO FIVE JPN)
 

  
 

No.33 波間を漂う
  / TIME : 2005/05/10 (Tue) 21:35
IMG_000033_2.jpg ( 154 KB ) by Upload 描くだけで一ヶ月ほど塗り続けた。
しまいにゃ目が痛くてしょうがなかったよなぁ。
でも苦労したおかげで、各方面で好評でした。		  
 

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